都 道 府 県 集 計 結 果

Q1.回答都道府県名

回答数全体 43都道府県

有効回答数 36都道府県(都道府県名は下記のとおり〜北から表記、以下同様)

北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県
茨城県栃木県群馬県千葉県東京都神奈川県新潟県
富山県石川県福井県長野県岐阜県静岡県愛知県
三重県滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県島根県
広島県山口県徳島県香川県愛媛県佐賀県大分県
沖縄県*(栃木県は前知事、長野県は現知事の回答である)


Q2.「首都機能移転問題」に対する関心

 最初に、首都機能問題に対する関心を尋ねると、「非常に関心がある」が24人、「ある程度関心がある」が11人で、関心はかなり高くなっている。

(回答数)
  1. 非常に関心がある
24
  1. ある程度関心がある
11
  1. あまり関心がない

  1. ほとんど(全く)関心がない


Q3.構造改革の必要性

 「21世紀にふさわしい日本を創造していくために、日本は今後も改革を進めていかなければならない」という意見に対して、全員が「そう思う」と回答しており、誰もが日本の現状を変えていかなければならないという意識を持っていることがわかる。

(回答数)
  1. そう思う
36
  1. ややそう思う

  1. あまりそう思わない

  1. そう思わない

  1. どちらともいえない


Q4.首都機能移転と日本の改革

 「首都機能移転はキャッチアップの時代に区切りをつけ、新しい時代にふさわしい日本をつくるきっかけになりうる」という意見に対して、「そう思う」と回答した人が20人で半数を超えている。

(回答数)
  1. そう思う
20
    青森県 宮城県 秋田県 山形県 福島県
    茨城県 栃木県 富山県 石川県 福井県
    岐阜県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府
    大阪府 兵庫県 奈良県 徳島県 沖縄県
  1. ややそう思う

    北海道 岩手県 新潟県 島根県 香川県
    愛媛県
  1. あまりそう思わない

    大分県
  1. そう思わない

    群馬県 千葉県 東京都 神奈川県 長野県
    静岡県 広島県 佐賀県
  1. どちらともいえない

    山口県


Q5.首都機能移転「国政全般の改革」

 「まず地方分権や規制緩和を先行させるべきである」との意見が強いが、「移転と国政改革を両輪として進めていけば効果的である」との考えも多い。









あ思
まわ
りな
そい
う  







  1. 移転は国政全般の改革のきっかけとなりうる
15 12 3 5 1
  1. 移転と改革を両輪として進めていけば効果的である
17 10 3 5 1
  1. まず地方分権や規制緩和を先行させるべきである
23 6 1 4 2


Q6.首都機能移転と「東京一極集中の是正」

 「移転により、東京中心の意識構造を変えることができる」との意見が強く、「移転すると東京の活力が低下し、国際競争力を失う」との意見には反対する人が多い。









あ思
まわ
りな
そい
う  







  1. 移転によって東京と地方の公平な競争が生まれ、日本全体の活力が増す
15 8 6 6 1
  1. 移転により東京中心の意識構造を変えることができる
20 8 3 4 1
  1. 移転による東京の過密解消効果は小さい
5 13 10 7 1
  1. 移転すると東京の活力が低下し、国際競争力を失う
4 4 9 18 1


Q7.首都機能移転と「災害対応力の強化」

 「移転より東京の防災対策の強化を優先すべきである」との意見には反対が多く、「移転によるバックアップ体制を急ぐべきだ」との意見が多くなっている。









あ思
まわ
りな
そい
う  







  1. 現状で東京が被災した場合、十分な危機対応が難しいので移転によるバックアップ体制を急ぐべきだ
20 5 4 4 3
  1. 地震はどこでも可能性があるので、複数カ所に移転してできるだけリスクを分散させるべきである
2 9 14 8 3
  1. 移転は東京が被災した場合の復興にも有効である
17 7 5 4 3
  1. 移転より東京の防災対策の強化を優先すべきである
4 4 19 6 3


Q8.もっとも重要と考える移転の意義

 移転の意義として、もっとも重要だと考えるものは「東京一極集中の是正」が最も多く、13人が挙げており、「どれともいえない」とする人も7人見られた。

(回答数)
  1. 国政全般の改革

  1. 東京一極集中の是正
13
  1. 災害対応力の強化

  1. その他(       )

  1. どれともいえない

  無回答
その他・グローバルな時代における日本の創生
・1〜3の全てが重要・いずれも重要・移転する意義はない


Q9.移転形態についての考え(複数回答)

 移転形態に関しては、「国会、行政、司法の三権は同じ場所にあることが好ましい」という意見が18人と最も多かったが、「最高裁判所は国会・行政と同じ場所にある必要はない」という考えの人も12人となっている。

(回答数)
  1. 国会、行政、司法の三権は同じ場所にあることが好ましい
18
    秋田県 福島県 栃木県 群馬県 富山県 石川県 福井県
    岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 大阪府 兵庫県
    奈良県 徳島県 佐賀県 沖縄県
  1. 東京と新都市の両方が首都となる重都形態が望ましい

  1. 現在選定されている3つの候補地に分散して移転することが好ましい

  1. 東京及び現在選定されている3つの候補地に分散して移転することが望ましい

  1. 最高裁判所は国会・行政と同じ場所にある必要はない
12
    北海道 青森県 宮城県 秋田県 茨城県 栃木県 新潟県
    富山県 三重県 京都府 徳島県 香川県
  1. 国会は移転せず、行政機関だけが移転することが望ましい

  1. 中小企業庁、特許庁など中央省庁の支部部局は全国に分散することが望ましい

    福井県 三重県 大阪府 徳島県 愛媛県
8.その他
    山形県 一定のエリアの中で機能分担することが望ましい。
    千葉県 首都機能を移転するのではなく、業務核都市の育成整備等を推進し、それら
        の都市へ業務施設や国の行政機関等の移転を図るなどによってリスク分散も
        含めた首都圏の再編整備を進めることが最も現実的かつ有効であると考える。
    長野県 財政状況、経済状況などについて真剣に考え、熟慮に熟慮を重ね、国民の合
        意形成を図るべきである。
    島根県 地方からのアクセスを考えれば、1カ所にある方が効率的で好ましい。
    広島県 移転する必要はない。首都機能のうち、中央省庁の権限・財源は、国の責務
        として行う外交等を除いて、速やかに地方に移譲すべき。
    大分県 実質的な「地方分権」の実現がまず必要。
  無回答
    岩手県 東京都 神奈川県 山口県


Q10.現在プランの新都市の人口規模(最大規模で約56万人)について

 現在の移転プランで想定されている人口規模約56万人についてどう考えるか聞いたところ、「適当である」と考える人は8人で、「どちらともいえない」とする人が18人と多くなっている。

(回答数)
  1. 適当である

  1. やや多すぎる

  1. かなり多すぎる

  1. どちらともいえない
18
  無回答


Q11.新都市の適切な人口規模(最終段階)

 前問で「2.やや多すぎる」「3.かなり多すぎる」を選択した7人に、新都市の人口規模は最終段階でどの程度が適切か聞いたところ、4人は無回答で、30万人という回答が2人、25万人という回答が1人だった。


Q12.移転プランの費用(最大で12.3兆円、うち公的負担4.4兆円の試算)について

 現在の移転プランで試算されている費用(最大で12.3兆円、うち公的負担4.4兆円)についてどう考えるか聞いた結果、「移転を凍結ないし取りやめるべきである」と考える人は8人にとどまっている。一方、「負担可能な額である」と考える人は11人で、「現在の財政状況では厳しいので、移転方法の見直しや政府機能のスリム化などによって削減をはかるべきである」と考える人が11人となっている。

(回答数)
  1. 移転期間を仮に30年とすれば年平均は約1,500億円程度であり、負担可能な額である
11
    山形県 福島県 茨城県 栃木県 岐阜県
    愛知県 三重県 滋賀県 京都府 奈良県
    沖縄県
  1. 現在の財政状況では厳しいので、移転方法の見直しや政府機能のスリム化などによって削減をはかるべきである
11
    青森県 岩手県 宮城県 秋田県 富山県
    石川県 福井県 兵庫県 徳島県 香川県
    愛媛県
  1. 今後の財政状況を考えると、移転を凍結ないし取りやめるべきである

    千葉県 東京都 神奈川県 静岡県 島根県
    広島県 佐賀県 大分県
  1. 何ともいえない

    北海道 群馬県 新潟県 長野県 大阪府
  無回答
    山口県


Q13.国民合意形成について

 「移転を実現するには国民の合意形成が不可欠である」と考える人がほとんどだが、「国民の理解がまだ十分得られていない」と感じている人が多くなっている。









あ思
まわ
りな
そい
う  







  1. 移転を実現するには国民の合意が不可欠である
32 1 0 0 3
  1. 現在は国民の理解がまだ十分に得られていない
19 14 0 0 3
  1. 国民の理解を得るにはマスコミ等を通じた情報提供がもっと必要である
26 5 2 0 3
  1. 国民の声をもっと取り入れるシステムが必要である
20 11 1 1 3


Q14.首都機能の移転場所

 現在移転の可能性のある「栃木県、福島県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、奈良県、滋賀県」以外の人に移転場所について聞いた結果、「近くに移転される方がよい」と回答した人が21人であった。

(回答数)
  1. 近くに移転される方がよい
21
  1. 遠くに移転される方がよい

  1. どちらでもよい

  無回答


Q15.首都機能の移転への希望

 現在移転の可能性のある「栃木県、福島県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、奈良県、滋賀県」内の人に首都機能が移転されることについてどう思うか聞いた結果、全ての県が「ぜひ来て欲しい」と回答している。

(回答数)
  1. ぜひ来て欲しい

  1. どちらかといえば来て欲しい

  1. どちらかといえば来て欲しくない

  1. 来て欲しくない

  1. どちらでもよい


Q16.招致を希望する首都機能(複数回答)

 前問で「来て欲しい」「どちらかといえば来て欲しい」と答えた人に、どの首都機能の招致を希望するか、下記の中から4つまでの複数回答で聞いた結果、回答したのは3人で、国会が1、外務省が2、文部科学省が2、環境省が2であった。

(回答数)
1.国会
2.最高裁判所
3.国家公安委員会(警察庁)
4.防衛庁
5.総務省【郵政省・自治省・総務庁】
6.法務省
7.外務省
8.財務省【大蔵省】
(回答数)
9.文部科学省【文部省・科学技術庁】
10.厚生労働省【厚生省・労働省】
11.農林水産省
12.経済産業省【通商産業省】
13.国土交通省【運輸省、建設省、
北海道開発庁、国土庁】
14.環境省【環境庁】
  無回答


Q17.首都機能移転への賛否

 首都機能移転に対する賛否を聞いた結果、「賛成」が19人、「どちらかといえば賛成」の5人を加えると24人で、「反対」4人に「どちらかといえば反対」3人を加えた7人を大きく上回った。

(回答数)
  1. 賛成
19
    青森県 宮城県 秋田県 山形県 福島県
    茨城県 栃木県 富山県 石川県 福井県
    岐阜県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府
    大阪府 兵庫県 奈良県 徳島県
  1. どちらかといえば賛成

    北海道 岩手県 新潟県 愛媛県 沖縄県
  1. どちらかといえば反対

    静岡県 佐賀県 大分県
  1. 反対

    千葉県 東京都 神奈川県 広島県
  1. どちらともいえない

    群馬県 長野県 島根県 山口県 香川県


Q18.首都機能移転の実現可能性

 現在進められている首都機能移転は実現すると思うか尋ねると、「実現すると思う」が15人、「現在の状況では実現は難しいと思う」が14人で、意見が分かれた。

(回答数)
  1. 実現すると思う
15
    青森県 宮城県 福島県 茨城県 栃木県
    福井県 岐阜県 愛知県 滋賀県 京都府
    大阪府 兵庫県 奈良県 徳島県 沖縄県
  1. 現在の状況では実現は難しいと思う
14
    岩手県 秋田県 群馬県 千葉県 東京都
    神奈川県 富山県 石川県 長野県 静岡県
    島根県 広島県 佐賀県 大分県
  1. わからない

    北海道 山形県 新潟県 三重県 山口県
    香川県 愛媛県


Q19.首都機能移転が実現するための条件(複数回答)

 首都機能移転が実現されるためには、どのような条件が満たされることが必要だと思うか、制限なしの複数回答で聞いたところ、「国民の合意形成を進めること」が最も多く34人で、「移転の意義を明確にすること」26人、「移転する前に中央政府機能の見直しを進めること」21人が次いで多くなっている。

(回答数)
  1. 国民の合意形成を進めること
34
  1. 移転に要する費用を削減すること
13
  1. 移転する前に中央政府機能の見直しを進めること
21
  1. 移転の意義を明確にすること
26
  1. 移転の形態を見直すこと

  1. その他

  • 総理官邸をはじめとする全ての中央省庁、外国の大使館等、首都機能に関する全ての機関が移転すること
  • 国会における決断
  • 首都機能移転については原点に立ち返り必要性等を十分に再検討すべきである。
  無回答


Q20.首都機能移転の推進体制

 「政府内の首都機能移転問題の所管は現在主に国土庁が中心に担当していますが、国政全般の改革に結びつけられるよう、新たに省庁横断的な組織をつくって、そこが担当すべきである」という意見に対してどう思うか聞いた結果、「全くそう思う」11人、「ややそう思う」7人であった。

(回答数)
  1. 全くそう思う
11
  1. ややそう思う

  1. あまりそう思わない

  1. 全くそう思わない

  1. どちらともいえない
10
  無回答


Q21.新都市のイメージ

 現在、新都市像は「日本的な原風景につつまれた緑ゆたかな新都市」となっていますが、新都市像について他のイメージをお持ちでしたら、ご自由にお書き下さい。

●青森県知事  全国からの交通アクセス網が整備されている都市。
●宮城県知事 小さな政治行政都市を表象する軽装都市。
“ひと”が主役の生活分化都市。
風情を残すハイテク都市
●福島県知事  自然との共生を基本理念とする新首都像「森にしずむ都市」を提唱し、そのあるべき都市の姿を次のようにイメージしている。
  • これまで自然の有する大きな役割に無関心のまま形成されてきた都市を、森と森がつくる生態系や四季の変化に一体化させるなど、自然の豊かさと美しさを都市空間に最大限生かした、自然にやさしい小負荷型の都市
  • 生活者の視点に立って、基本的な生活関連施設から職住接近の生活空間、様々なコミュニティ空間、高度な生活・文化施設まで、ゆとりと安らぎのある都市空間を形成するなど、一人ひとりが人間らしく生きることができるコンパクトな都市
  • 都市の配置や規模、土地利用、交通体系、景観等の都市づくりの骨格的な要素を計画的・総合的にコントロールするとともに、省資源・省エネルギー型の都市システムを確立するなど、将来にわたり持続的な成長を可能とする資源循環型の都市
  • 様々なレベルや分野において、フェイス・トゥ・フェイスの交流や世界をリードする情報の受発信や交歓などを通じ、国内外の人的ネットワークを形成し、わたしたちが積み重ねてきた歴史、伝統、文化などをさらに豊かにしていくための都市
  • 地方分権やボランティアなど21世紀に向けた大きな流れの中で、わたしたち自らの責任に基づく参加と選択を通じ、政治や行政、その他の開かれた社会システムが開かれた形で構築・運営される都市
●栃木県知事
  • 雄大な山並みを背景に21世紀の日本の顔としてふさわしい品格ある景観を有する新都市。
  • 豊かな自然環境、広大で平坦な地形を活かした環境共生型の先導的新都市。
  • 都市空間と田園空間が融合した都市・農村連携型の新都市。
  • 都市と自然、都市と農村が調和し、多様なライフスタイルに対応し人々がゆとりとやすらぎをもって生活できる新都市。
  • 情報基盤が十分に整備され、全国各地との情報交換、相互利用が可能なIT先端都市。
●岐阜県知事
  • 花いっぱいの庭園都市
  • ゴルフ場を施設用地として活用
  • 中央官庁の職員宿舎は既存の中小都市に分散するなど既存都市を活用
  • 最新の情報技術基盤を整備した都市 など
●愛知県知事
  • 国の内外との交流の拠点となる賑わいと活気のある都市。
  • 情報通信、交通、廃棄物処理などの面で最新の都市運営技術を取り入れた利便性・快適性に優れた都市
  • 新エネルギーや省エネ技術の活用、ゼロエミッションを目指すとともに、緑豊かな自然環境にも配慮した環境共生都市
  • 年齢や性別、障害の有無に関わらず安心して安全に暮らせる都市
○理由

     国際的にも大きな存在感を示す日本の首都として、新首都は人やモノ、情報の大きな交流拠点となることが要請されており、新首都には首都機能の他、そうした交流の核となる文化的、都市的な魅力が必要である。
     また、新たに建設される新首都は今後のハード・ソフトの両面で世界の都市づくりのモデルとなることが期待されている。特に現在の首都、東京はビジネス中心の都市であり生活に適した都市ではないのに対して、新首都では若い世代が安心して子供を産み育てたり、高齢者が安全に生活できる都市にすることが必要である。

●滋賀県知事  新都市は、現在の東京のイメージのような都市ではなく、新しい世紀にふさわしい環境と共生するコンパクトな都市、そして世界に誇る歴史文化を背景に新たな日本のアイデンティティを発信することができるような都市づくりを目指すべきだと考えております。
●京都府知事  環境、IT先進都市であるとともに、国籍、年齢を問わず、全ての人にやさしい、世界に開かれた都市。
●奈良県知事  我が国の歴史・文化や原風景の薫りが感じとれる新都市。
●沖縄県知事

 従来の都市のもつマイナスのイメージ(過密、交通混雑、自然の後退、高層ビル群による圧迫感、治安の悪化、人間関係の希薄化等)を極力改善するような方向で整備を進めることが大事である。
 このためには、うるおいと安らぎを与えるような平面的な広がりと豊かな自然を備え、そこに住む人たちが最大限に能力を発揮して活動でき、かつ、いやしと活力を得られるような街づくりを念頭におくべきである。


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目次 調査の概要 調査結果概要 都道府県集計結果 市区集計結果 企業集計結果

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