| 和歌山県議会: 国会等の移転に関する決議 |
和歌山県議会(1991年12月19日)「国会等の移転に関する決議」 わが国は、明治以来近代化をなしとげ、さらに第二次世界大戦後の荒廃から立ち上がり、国民のたゆまぬ努力と適切な政策遂行により、今日の繁栄を築きあげてきた。
しかしながら、現状は政治、経済、文化等の中枢機能が首都東京へ集中した結果、一方においては人口の過密、地価の異常な高騰、良好な生活環境の欠如、災害時における都市機能の麻痺が予想される状態を生じせしめ他方においては地域経済の停滞や過疎地域を拡大させ国土の荒廃をもたらすなど、さまざまな問題を発生させている。
この時にあって、今後の課題は、四全総の中心的課題である多極分散型の国土形成を積極的に推進し、国民が等しく豊かさを実感することができる社会づくりを実現することである。
これら国土全般にわたって生じた歪みを是正するための基本的対応策として、一極集中を排除し、さらに二十一世紀にふさわしい政治・行政機能を確立するため、先の国会移転決議の趣旨にそって、国会及び政府機能の移転をすみやかに行うべきである。
政府におかれては、その実現に努力されるよう強く要望する。
以上、決議する。