| 北海道議会: 首都機能移転に関する意見書 |
北海道議会(1995年12月2日)首都機能移転に関する意見書 政府におかれては、「国会等の移転に関する法律」に基づき、国会等移転調査会を中心に、首都機能移転についての検討を鋭意進めているところである。
新首都建設は、東京一極集中の是正にとどまらず、新しい政治・行政システムの確立の契機となり、わが国の新しい姿を世界にアピールする好機でもある。
その実現に向けては、現首都たる東京からできるだけ離れたところに移転してこそ、一極集中是正に大きな効果が期待でき、また、二十一世紀にふさわしい自由で新しい首都像のグランドデザインを描くには、全く新しい大地を求めることが必要と考えられる。
本道の新千歳空港周辺地域においては、東京から空路でわずか一時間余り、しかも大規模な国際ハブ空港へのポテンシャリティに富んだ新千歳空港を初め、首都機能移転地に想定される九千ヘクタール程度の用地も、容易かつ安価に確保が可能である。
さらに、冬季積雪の少ない穏やかな気候と豊かな自然環境にも恵まれ、地震等の災害に見舞われる可能性が低く、用水も安定的に供給できるなど、首都機能移転先として極めて優れた長所を有する最適地である。
よって本議会は、政府において首都機能移転の実現に一層積極的に取り組まれ、新千歳空港周辺地域に移転されるよう要望する。
以上地方自治法第九十九条第二項の規定により提出する。平成七年十二月二日
北海道議会議長 中 川 義 雄