新都フォーラム '97 栃木県資料

首都機能移転に対する栃木県の考え方について

  1. 首都機能移転の意義

    首都機能移転については、国政全般の改革の契機となること、首都東京の過密問 題の解決の一助となること、国の災害対応力の強化を図る必要があること、新たな 経済発展の契機となることなど、様々な観点からの意見が出されているが、これら の中でも、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえた災害対応力の強化と、地方分権や規 制緩和といった国政改革の大きな契機として首都機能移転が必要であると考える。

  2. 那須地域への首都機能移転の意義

    (1)円滑な首都機能移転の実現
    那須地域は、新幹線で東京から1時間程度の距離にあるため、東京との適切な連携を図りながら、長期にわたる移転を政治・経済・社会生活に混乱を招くことなく円滑に進めることが可能である。

    (2)バランスのとれた国土構造の実現
    那須地域は、東京から北に伸びる新たな国土軸上にあり、開発可能性の高い東北と関東地方の結節点にある本県への首都機能移転を進めることが、バランスのとれた国土構造の実現に大きく寄与することになる。

    (3)新しいライフスタイルの実現
    21世紀は、環境を大切にしながら、ゆとりある生活を楽しむライフスタイルが求められている。良好な自然環境を有する那須地域であれば、自然を愛し親しみながら生活を楽しみ、豊かさを実感できる新しいライフスタイルの実現が可能である。

  3. 本県における首都機能移転圏域

    (圏域の設定)
    本県における首都機能移転圏域は、那須野ヶ原を中心とする那須地域及び隣接する塩谷地区、南那須地区で構成する下記の3市12町1村
    (総面積2230.48平方キロメートル)とする。

首都機能移転に関する県内の動き

平成2年 
12/20   県経済同友会が栃木県への国会誘致を提唱 
平成3年 
  8/8   県経済同友会がパンフレット「栃木に国会を」作成 
平成4年 
 3/25   県議会が「那須地域」への「国会等の誘致に関する決議」  
 7/29   市長会が「国会等の誘致に関する決議」 
 7/30   県経済同友会・とちぎ総研主催で講演会開催(宇都宮市) 
       「首都移転有力候補地を探るーなぜ那須が有力なのかー」 
       (帝京大学 佐貫教授) 
 10/12  経済同友会主催シンポジウム開催(宇都宮市) 
       「栃木県に国会をー東京一極集中の是正を目指してー」 
 10/28  町村会が「国会等の誘致に関する決議」 
平成5年 
 2/25   西那須町に「国会等移転に関する研究懇談会」発足 
  4/1    県企画調整課に国会等誘致推進担当設置 
  5/10   県に「国会等誘致庁内連絡会議」設置 
  6/21   塩原町に「国会等移転に関する研究懇談会」発足 
 7/26   栃木県国会等誘致推進連絡会議(官民)の設立会 
平成6年 
  7/3    (社)日本青年会議所関東地区ブロック協議会が「本県への国会誘致」 
        についての5万人署名を知事あて提出 
 12月    県経済同友会が県内向けPRビデオ「栃木に国会を」作成 
平成7年 
  1/25   県経済同友会主催講演会開催(宇都宮市) 
       「新首都を考える」 (兼高かおる氏) 
  5/22   県議会種と機能移転・空港問題等特別委員会設置 
 12/15   大田原市議会特別委員会設置 
 12/20   県が「国会等移転調査会最終報告」の市町村説明会開催 
平成8年 
 1/4    栃木県国会等誘致推進連絡会議で作成した新首都のイメージ図を公表 
 3/7    西那須野町議会特別委員会設置、黒羽町議会特別委員会設置 
 3/18   県経済同友会・(財)社会経済生産性本部・国会等誘致推進連絡会 
        議・県主催「新都建設・栃木シンポジウム」開催(大田原市) 
 3/22   黒磯市議会特別委員会設置 
 3/25   県議会首都機能移転対策特別委員会設置 
 3/29   首都機能移転4県議会特別委員会連絡協議会設立 
       (宮城県、福島県、茨城県、栃木県) 
       (8/5山形県が加入し、5県議会に) 
 4/1    大田原市に「首都機能移転問題研究会」設置 
 4/9    那須町議会特別委員会設置 
 4/26   栃木県首都機能移転促進県民会議設立 
        県民会議主催設立記念講演会開催(宇都宮市) 
        県民会議がパンフレット「これからの豊かさを見つけよう」作成 
 5/10-11 県民会議が「96とちぎふれあい見本市」に出展(宇都宮市) 
 6/8-9   県民会議が「県民の日」とちぎ情報コーナーに出展 
 6/24   町村会が「那須地域への移転促進決議」 
 7/9    県に「首都機能移転対策本部」設置 
 9月     湯津上村、西那須野町、黒羽町議会が「那須地域への首都機能移転の 
        促進に関する決議」 
 9月     県民会議がPRビデオ「風の詩が聞こえる」、関連資料「那須地域の 
        概要」、パンフレット「明日へ、那須へ、新首都へ」を作成 
10/15-18 全国紙、地方紙上で那須地域をPR「とちぎからの便り」 
10/22   那須広域7市町村が「首都機能移転に関する調査研究会」設置 
10/25-27 県民会議が「ふるさとマロニエフェア」に出展 
11/3    県民会議が地元紙に意見広告を掲載 
11/6    県民会議主催首都機能移転講演会開催(栃木市) 
12/4    県民会議主催「県民フォーラム」開催(黒磯市) 
12/10   矢板市議会特別委員会設置 
12月     那須町議会が「那須地区への首都機能移転の促進に関する決議」 
平成9年 
1/25-27  参議院「国会等の移転に関する特別委員会」来県 
1/22    栃木県那須地域首都機能移転促進協議会設立(那須地域16市町村) 
1/27    県民会議主催「県民フォーラム」開催(矢板市) 
2/4     県民会議主催「県民フォーラム」開催(小山市) 
3月      黒磯市、塩原町議会決議 
3/4     湯津上村議会特別委員会設置 
4/1     県庁内に「首都機能移転情報センター」設置 
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