新都フォーラム '97 静岡県資料

I. 首都機能移転 静岡県への期待

1. 静岡県をめぐる主な首都機能移転論 〜有識者の声は以前から〜

                              (肩書きは当時) 
 昭和35年「富士の都建設構想」 磯村 英一氏(都立大学教授) 
   36年「富士山麓遷都論」  小林与三次氏(自治事務次官) 
   37年「浜名湖遷都案」   近藤謙三郎氏(日本道路協会理事) 
   38年「浜名湖官庁都市論」 伊藤 郷平氏(愛知学芸大学教授) 
   39年「浜名湖遷都論」   河野 一郎氏(建設大臣) 
      
  • 具体的数値を提示(面積7600ヘクタール、人口100万人)    47年「牧之原台地」    21世紀研究会(日本大学)    63年「浜名湖西岸」    日向 方斎氏(関西経済連合会名誉会長)    63年「奥浜名湖」     田村  元氏(通産大臣)
  • 2. 首都機能移転アンケート調査 〜高い国民の支持〜

    • 時事通信社地域情報センター(平成7年11月)
         静岡県は16%で第1位(全国有識者705名を対象)
    • 日経産業消費研究所(平成8年7月)
         静岡県西部は17%で第2位
         (東京、大阪、名古屋証券取引所1部上場企業382社の回答)
    • 日経産業消費研究所(平成9年2月)
         静岡県浜名湖周辺が第1位
         (候補地とされる9道県の900人と首都圏、近畿圏の700人を対象)

    II. 静岡県西部地域の姿

    • 温暖な気候(浜松市の過去30年平均値)
      • 年間平均気温  15.7度
      • 年間快晴日数   65日(日本一)
      • 積雪日数      1日(東京は6日)
    • 豊かな自然環境
      • 南アルプス国立公園(3000メートル級の赤石山脈)
      • 天竜奥三河国定公園(諏訪湖から太平洋に注ぐ天竜川)
      • 浜名湖県立自然公園(魚の揺りかご浜名湖)
      • 御前崎遠州灘県立自然公園(ウミガメの産卵地遠州灘)
      • 花と緑に恵まれた地域(全国有数の花き生産地)
    • 日本の大動脈の東海道新幹線、東海道本線、東名高速道路に加え、さらに充実する交通インフラ
      • 第二東名自動車道(21世紀初頭に向けて建設中)
      • 中部横断自動車道(整備計画路線に格上げ)
      • 三遠南信自動車道(高規格幹線道路として建設中)
      • 三遠伊勢連絡道路(太平洋新国土軸のゲートウエイ)
      • 静岡空港(全国と直接アクセス、2003年開港)
    • 高い共感性とエネルギッシュな精神風土
      • 東海道の宿場の歴史はホスピタリティの源泉
      • 世界的な企業を生み出す遠州「やらまいか」精神はじめはみんなベンチャーのホンダ、スズキ、ヤマハ、カワイ、浜松ホトニクスなど
    • 世界に通じるレベルの高い文化創造
      • 1996年 第1回国際オペラコンクール開催(浜松アクトシティ)
      • 2002年 Wカップサッカー開催(小笠山総合運動公園「エコパ」)
      • 2004年 国際園芸博覧会開催(浜名湖庄内半島)

    III. 静岡県西部地域の条件適合性

    • 国土上の位置、東京からの距離
      • 東京からも大阪からも約200キロメートル
          (新幹線で約90分、高速道路で約2時間半)
      • 名古屋からは約90キロメートル(新幹線で約40分)
      • 日本全国からのアクセスは抜群
    • 空港計画
      • 静岡空港(2003年開港予定)
      • 中部新国際空港(2005年開港予定)
    • 土地取得の可能性
      • 全体で1200ヘクタールの国公有地(750ヘクタールの一団の国有林あり)
      • 約2万ヘクタールの山林の利用
    • 東海地震等への対応
      • 全国一の防災対策先進県
      • 新都市を防災モデル都市に(安全都市設計に貢献)
    • 良好な地形
      • なだらかな丘陵、台地(小笠山、牧之原台地、三方原台地)
      • 海、山並みの美しい景観(浜名湖、太平洋、南アルプス)
    • 豊富な水資源
      • 一級河川大井川(井川ダム、畑薙ダムに加え、長島ダムを建設中)
      • 一級河川天竜川(佐久間ダム、船明ダム、秋葉ダム)
      • 二級河川都田川(都田川ダム)
      • 二級河川太田川(太田川ダムを建設中)
    • 母都市の活用
      • 人口56万人の浜松市(中核市)は適当な母都市
      • 豊橋市(人口35万人)にも近接

    IV. 県内の主な取り組み

    • 県の取り組み
      • 首都機能移転問題研究会の設置(平成8年4月)
            庁内関係20課長で構成、情報交換や調査を実施
      • 県内全域を対象に基礎調査を実施
            国土数値情報を用い、2000ヘクタールを念頭に31地区をピックアップ
      • 選定基準に照らして県西部地域(21地区)の調査を進める
      • 東海四県首都機能移転連絡会議に参画(平成9年4月)
    • 県議会の取り組み
      • 首都機能移転対策特別委員会の設置(平成7年6月)
      • 本県への誘致に全力を尽くす決意表明を採択(平成7年10月)
      • 県議会議長が国土庁等へ要望書を提出(平成7年10月)
      • 首都機能移転東海四県議会連絡協議会に参画(平成9年3月)
    • 民間の動向
      • 浜松商工会議所
            豊橋商工会議所と共同で「浜名湖新首都構想」を提唱(平成8年6月)
      • 小笠山の明日を考える会(2市6町の商工会議所及び商工会)
            小笠山の活用を知事に要望(平成7年12月)
            インターネット・ホームページを開設(平成9年1月)
      • 静岡経済同友会浜松協議会
            浜名湖庄内半島への移転を知事に要望

    V. ここに新都市、ここから未来

    • 太平洋や浜名湖を望む温暖な快適空間都市
    • 既存の都市基盤を利用した合理的な新都市建設
         東海道新幹線、東名高速道路などの既存施設の利用
         第二東名自動車道や静岡空港などの新設交通インフラの活用
    • 防災対策に万全を期したモデル都市
    • 東西の歴史、文化が融け合う交流拠点都市
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