新都フォーラム '97 福島県資料

阿武隈地域は選定基準の全てを満たしています。

  • 阿武隈地域の位置

    国土の均衡ある発展を目指す「ほくとう新国土軸」上に位置し、東京から150〜250キロメートル圏、東西約40キロ、面積約42万ヘクタールに及ぶ広大な地域

  • 高速交通体系の整備進展

    福島空港、東北新幹線、東北自動車道などの高速交通体系の整備進展により全国からのアクセスが急速に向上しているとともに、21世紀初頭には多重・循環型の交通ネットワークを形成

    • 福島空港

      平成5年に滑走路長2000メートルで開港し、現在滑走路長2500メートルへの拡張工事が平成12年の供用開始に向けて進められている。さらに3000メートル級への拡張についても第7次空港整備5か年計画に組み入れられた。

    • 東北新幹線

      東京駅から郡山駅まで約80分

    • 高速道路
      • 東北自動車道
        練馬ICから須賀川ICまで約220KM 約2時間半
      • 常磐自動車道
        練馬ICからいわき中央ICまで約205KM 2時間半
      • 磐越自動車道
        本年中に全線開通予定。これによって、関西方面へのダブルアクセスが可能
      • トライアングルハイウエイ
        東北自動車道矢吹ICと磐越自動車道小野ICを結ぶ自動車専用道路が整備中


  • 豊富な開発可能地

    標高200〜700メートルの丘陵性の中小起伏地帯であるために、これまでに都市的な開発があまり行われておらず、今後多様な開発が可能

  • 堅固な地盤

    表層地質の大半が花崗岩の強固な地盤であり、地震災害に対する安全性が極めて高く全国的にみても震源となったことの少ない地域

  • 低廉な地価

    都市的な開発がこれまでに少なかったこともあり、周辺地域に比して地価が相当に低廉

  • 優れた自然条件

    森林資源が豊富で、豊かな緑を形成し、気候条件についても夏期は冷涼で、冬季でも積雪量が少なく、寒さも比較的厳しくない穏やかな気候


福島県は21世紀の首都像として「森にしずむ都市」を提唱します。

新首都の基本理念森にしずむ都市

  • 「森にしずむ都市」とは
    • 森林は国土を保全するばかりでなく、大気を浄化し、水資源をかん養するなど、地球上に生きるもの全てにとってかけがえのない極めて重要な役割を担っている。
    • ところが、人類はその歴史の中で自らの文明の維持発展のために森林を破壊し続けてきた。そして今やその破壊は地球的な規模に達し、地球環境そのものの存続が危ぶまれる事態になっている。
    • わが国はこうした地球規模での環境破壊に対し、世界に先駆けてその解決策を提示すべきであり、その意味で新首都の有り様は今後の人類の生き方のモデルを提示するものでなくてはならない。
    • それが、人類の活動すなわち都市と、森すなわち自然とを技術と英知によって限りなく融和・一体化させた自然環境と共生する都市「森にしずむ都市」である。

  • 「森にしずむ都市」のコンセプト
    • 自然環境との共存

      自然の地形や植生を極力改変せず、建物は低層、コンパクトで周囲に溶け込む色彩・形態とし、省エネや省資源を徹底した小負荷型の都市

    • ヒューマンスケールの生活空間

      都市に暮らし、またそこに訪れる人々の活動やライフスタイルに対し、多様で主体的な選択と利便性を提供する生活者の視点に立ったコンパクトな人間サイズの都市

    • 持続可能な成長

      ゆとりある空間の中で、都市の成長をその内発的な成長や賑わいの場をも大切にしながら計画的・総合的にコントロールするとともに、省エネ省資源型の生活・都市運営システムが確立された、将来にわたり持続的な成長を可能とするサスティナブル都市

    • 自立の拠点

      世界に対し様々な発言と提案を行うとともにこれまで人類が築いてきた歴史・伝統・文化などの成果に対し、新たな果実を加え得る知的な活動拠点として、都市を構成する個人・組織・システムが共存しながら自由に活動できる自立都市

    • 参加と交流

      政治や行政、その他の社会システムが開かれた形で構築され、かつ運営されネットワーク型分権型都市

    • 多様な交流

      政治・行政、社会経済、文化などの各分野における世界の先端的な情報の受発信や交換、総合的な交流、さらには豊かで温かい人的交流など、様々なレベル、分野での自由かつ活発な交流が可能となる交流都市


福島県では次のような取り組みが進められています。

  • 福島県
    • 推進体制
      • 福島県首都機能移転対策本部の設置(本部長:知事)
      • 首都機能移転ワーキンググループの設置(新首都像、水需給、土地利用)
      • 専任スタッフの配置(担当主幹以下7名)
      • 福島県首都機能移転県、市町村連絡会議の設置(会長:知事)
    • 取り組み
      • 移転先候補地の選定作業
    • 新首都の最終段階である9000ヘクタールの開発面積が確保可能なエリアを選定中
      • 福島県首都機能移転基本構想の策定
      • 県民理解の促進及び全国へのPR活動の実施
      • 他道県との連携
    • 県議会における取り組み
      • 首都機能移転に関する決議(平成4年、平成7年)
      • 首都機能移転対策特別委員会の設置
      • 首都機能移転5県議会連絡協議会


  • 県内市町村における取り組み
    • 市町村議会における特別決議
    • 須賀川市二本松市石川町棚倉町長沼町
    • 市町村議会における特別委員会の設置
    • 須賀川市三春町船引町小野町常葉町大越町滝根町石川町
    • 古殿町浅川町都路村玉川村平田村
    • 県市長会、県町村会、県市議会議長会及び県町村議会議長会における特別決議
    • 広域的連携
      • 郡山地方広域市町村圏首都機能移転推進協議会の設置
      • 白河地方広域市町村圏整備組合
      • 阿武隈地域総合開発推進協議会における特別決議


  • 民間における取り組み
    • 福島県首都機能移転促進協議会(全県的な民間団体57団体で構成)
    • 県商工会議所連合会新首都構想「あぶくまベルトシティー構想」策定
    • 青年会議所新首都ビジョンを策定するなど田村青年会議所が中心に活動
    • 石川地方首都機能誘致民間連絡協議会「あぶくま21」新首都ビジョン策定
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